04_本、漫画、映画、ドラマの最近の記事
2010年4月25日
原点 勝ち続ける組織作り
たまには、本の紹介でも。
2009年、WBCの監督で日本を優勝に導き、巨人の監督で日本一となった原辰徳さんの執筆本です。
中央公論新社の方が、原さんに以下の内容で記述依頼を行い、巨人が日本一になることを条件に原さんが快諾し、結果、出版された本です。
「日本に元気がない今、監督の勝利に向かっていく姿勢、人心掌握術や人材育成法、組織を動かす方法について書いていただけないか。その中から、我々も元気をいただき、明日からまた頑張るぞ、という気持になれる本」
巨人ファンでない方も、野球ファンでない方も、大変、力を与えてくれる本なので、お薦めです。
内容は、意志力、人を引き付ける力、失敗から学ぶ力、育てる力等など、多くの力について、原さんの子供時代、高校、巨人選手時代、監督時代の体験エピソードを交えて、記述しています。
本を読んで、明日から、いな、今から、また頑張りましょう。
2010年1月27日
相棒 season1 レビュー
久々にテレビで「相棒」season8を見ました。本日見たのは13話ですが、物足りないと感じたのは気のせいでしょうか。
まあ、私は、DVDで一気に見る派なので、レビューはそのときにでも。
そうそう、以前、blogに記述しましたが、昨年テレビドラマ「相棒」にはまってしまい、各seasonのDVDをレンタルし続けていました。
そして、昨年末、ついに最新のseason7までの鑑賞が終わりました。丁度キリが良いこともあり、season 1のレビューを記述しようと思います。
スペシャル回を除いた通常回でのseason 1個人的名作ベスト3について簡単にレビューを書きます。
1位:第7話「殺しのカクテル」
個人的には、全シーズンを通してもかなり上位に来ると感じている名作です。
自白しない殺人犯を自供させるために、右京さん(水谷豊)は、犯人をある罠にはめる。
犯人も、その罠にはまれば自分が犯人だと自白していることに気づくが、その罠から逃れて
しまうと、自分が誇りにしていた仕事を否定してしまう。
そもそも、仕事に対する誇りが偉大なために、殺人を犯してしまうわけですが。
果たして、犯人の取った選択は...
2位:第8話「仮面の告白」
「一時不再理」という、「同一刑事事件について、確定した判決がある場合には、
その事件について再度の実体審理をすることは許さない」といった豆知識を得ます。
ある事件の無罪の判定に納得がいかず、一時不再理になったにも関わらず、事件を捜査
する、右京&亀山(寺脇康文)と、捜査一課の人達。
捜査をするにつれて、犯人が被害者を縛るときに使用した、ガムテープの巻き方が、
複数の事件によって異なることに右京さんは気づく。推理物として楽しめる回です。
また、後の半レギュラーとなる武藤弁護士(松下由樹)さんの演技にも注目です。
3位:第4話「下着泥棒と生きていた死体」
下着泥棒の事件の裏付け捜査中に、別の事件の調書の不可解な点を見つけます。
調べていくうちに、警察内の不祥事が判明するという、相棒の王道パターン?最初の回です。
誰も幸せにならないのに、不祥事を徹底的に解明しようとする右京さんと人情派の亀山さん
のコンビは最高です。そして、不祥事を解明することで、ちゃんと被害者は真実が分かり、
多少?は幸せになるんですよね。
泥臭くて、ドス黒さもある相棒の代表回と言えると思います。
長ったらしく、書いてしましたが、気が向いたらばseason 2以降のレビューも書きますよ。ではでは。
2009年12月26日
「ROOKIES-卒業-」、「アマルフィ」
久々の更新。ラーメン日記以外のお話をたまには、記述します。
今月、「ROOKIES -卒業-」「アマルフィ」の2つの映画をDVDで鑑賞しました。
2作とも、今年話題になった映画であり、映画の設定上の日付が2009年や2010年1月であったりするので、親近感がわきました。
以下、ネタバレや批評です。
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「ROOKIES-卒業-」
青春ドラマなこともあり、野球に関する練習や公式戦の描写はほとんど省略し、序盤で一気に甲子園予選の決勝戦まで行きます。決勝戦の試合に時間を割き、最後のクライマックスの卒業のシーンに15-20分を使うという構成でした。
まあ、個人的には卒業のシーンは感動しましたが、それ以外のシーンに見応えがあったかというと、微妙と感じました。映画というより、2時間ドラマスペシャルな印象です(否定的でごめんなさい)。
甲子園予選の決勝戦が非現実的な大逆転な試合展開であったり、一つ一つのプレー後の選手間のやり取りに、試合中にも関わらず時間がかかっているなど突っ込み所はありますが、野球ドラマでなく、青春がメインなので許せます。
それを考えると、忙しい人は、最後の卒業のシーンだけを見ると、そこに全てのメッセージが詰まっているかと思います。
「アマルフィ」
イタリアの街並みの美しさや、出演者が大物揃いとスケールの大きさに、これぞ映画と感じました。映画の中で「サラブライトマン」本人が出演し、「Time to say Good-bye」を歌っていたのは驚きました。
内容に関しては、またまた否定的で申し訳ございませんが、映画のタイトルと、本編の内容が全く合ってなくて、ちょっと違和感がありました。また各人の背景の紹介が薄く、中々感情移入がしずらかったです。そのため内容というか、脚本がメタメタに感じました。
なお、福山雅治がちょっとだけ友情出演していますが、出番が短くても印象に残っていました。
さすが福山と言えます。
アクション映画なので、やはり、イタリアの綺麗な街並みを見て、イタリアに行きたくなるのが一番良い楽しみかたかと思います。